 
Flower Style
花と詩の贈りもの Something Blue―プリザーブドフラワー
ISBN:4434078127
31p 14×19cm
美研インターナショナル;星雲社〔発売〕 (2006-05-31出版)
・ 都倉 八重子
・ 藤重 明美
・ 田中 夕美子
・ 篠原 千都子
・ 吉田 香代子
・ 渡耒 遙【著】
販売価格: \1,050(税込) (本体価格:\1,000)
5名のフラワー作家と詩人による花と詩のコラボレーション作品集。
クロアチア写真集「Stone & Flower」発売予定


川崎市宮前区在住・
都倉生花店三代目。
花に関わるプロとして30年の経験を持つ。これまでの高い実績を評価されて、今回のロイヤルフローララーチャプルック2006でのパフォーマーとしての招聘が決定。
2006年6月にはミューザ川崎シンフォニーホールとアクロス福岡(福岡市)にて「世界遺産・クロアチアと花職人都倉八重子の世界」を開催し、話題を呼ぶ。
現地での高い評価を受け、マスコミ報道が連日行われた。パフォーマンスと写真撮影の舞台となったドゥブロヴニクは宮崎駿監督作品「魔女の宅急便」のモデルとなった街並みとしても有名。

国内でデモンストレーションを行うのと違い、オランダから空輸されてきた花は自分が思い描いていた花は種類こそ指定どおりのものであっても、花丈が全然違うものが届いていたり、イメージしている作品にするための花の本数がなかったりと融通の利かない海外ではハプニングの連続でした。
決まった種類の花を予定したとおりに「キットパーツのように」組み立てるのは元から好きではなく、30年近く花屋をやり、アレンジの勉強をしてくるとあれこれ技巧を施すのもたまには良いかなと思うのですが、やはり花のそのままの姿を生かしてもっとも綺麗に見えるようにしてあげることが大切なんだなと感じています。
生け花を学んでフラワーアレンジの世界に入ったことも関係していると思います。

花には一輪ずつの花の持っている個性があり、それを生かすべき場所があるというのが持論です。
だから、無理に丈を詰めたり曲げたりせず、花の持っている自然の姿を生かしてあげたいのです。
そこにある花をその場所や器に合わせて一番きれいに生き生きと魅せるのが私の思う「自分流」のフラワーアレンジです。

「自然にあるがまま」というのが私の基本です。
背の高いもの、低いもの、曲がったもの、まっすぐなもの…自然に育った花や草たちはいろいろな姿があり個性があります。
ヨーロッパスタイル、あるいはアメリカスタイルのフラワーアレンジと私のアレンジスタイルは本質的に違うところがあると思っています。
造形のために、あまり多くを切り詰めたり曲げたりすることが少ないスタイルをとっています。
同じ種類の花であっても、その中でさえまた一輪ずつに違う姿や魅力があるので、それを生かせる場所にきちんと置いてあげることで一番「その花らしい美しさ」を発見できるのです。

できるだけ花そのものをいじりすぎないようすること、素材をパーツとして扱うのではなく、一つの存在として見てあげることが結果的に予想以上のパフォーマンスを発揮してくれることがあります。
日常生活の中でも秘められた要素を見つけることができる眼を養うことが仕事でもあります。
作り手側の都合で、力で個性を抑え込んでしまわず、それぞれの一輪ずつの花の持ち味を生かしてやれるようにする作品創りが今までも、そしてこれからも変わらない基本姿勢です。
フラワーアレンジを学ぶからと言って大上段に振りかぶって気負わないで良い、気軽に日常に取り入れることができるフラワーアレンジを多くの方に伝えていければ最高です。
|